金曜日, 2月 06, 2009

バーサタイリスト(Versatailist:多能な人)

職場で、自分がアホアホなのではないかと疑問を持ち、自分を省みると、、ね

・「スペシャリスト」を極める事に興味を持てない理由。
 どう考えても現場感覚では尊敬できない「超スペシャリスト」しか周りにいなかった。
 もしかしたら「超スペシャリスト」が活かせる職場が現実に余り無いのかも。
 かといって「ジェネラリスト」はハナから期待されていないし、好きではないし、能力も無い。

そんな言い訳を考えながら知った言葉がある。

「バーサタイリスト」だ。

バーサタイリストは、「フラット化する世界」byトーマス・フリードマンやガートナーが"あるべきIT人材のモデル"として使った人材の定義。地頭力型多能人と言っている人もいます。
要は、「何でも屋」だそうです。


さて、このバーサタイリスト、何がどうなのか良くわからないので、いろんなサイトを読みまくってみたところ、こんな姿が浮かんできました。
激動の(フラット化する)ビジネス環境下で、どのエリアのスキルが求められるか予想できなくなっている。
そして、そのエリアは、そもそも過去に無かったスキルが必要なのかもしれなくなってきている。
だったら、新しい事にも柔軟に、かつ、それなりの深さで対応できる人が必要だ。と。

それでもよくイメージできなかったので絵に書いてみた。

うーむ。
網羅していないものの幅広い経験、それぞれの経験は決して浅いものではなくある程度の深さを持っていて、ある部分についてはスペシャリストでもある。


こんな感じかな。

ちなみに、そんな人物に必要な力は以下の三つになるようです。
・想像力(結果をイメージする力)
・バランス(全体を俯瞰できる力)
・抽象化(物事を理解しやすく単純化できる力)

おっと、これは、今、読んでる本に出ている話じゃないか。
プロジェクトマネジメントやコンサルが「ツール」「手法」「フレームワーク」という既知のテクニックや手法に拘り、変化するビジネスに対応できないという話。
ただ、プロジェクトマネジメントであれなんであれ、手法よりもその場その場で「自分の頭で考えよ」というのは、絶対条件になっている。大体、教科書の最初のページにそんな話が書いてある。
最初のページだから、試験には出ないことが多いのかもしれないけどねぇ。


はっ、、、アホアホプロジェクトが余りに多くて、あまりに当たり前の事(自分の頭で考える)をする人をバーサタイリストというようになったのかもしれない。

ナルホド納得。

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